新緑糖尿病内科クリニック

扁桃腺炎の治療方法と注意点~うがいや手術について解説~

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扁桃腺炎の治療方法と注意点~うがいや手術について解説~

扁桃腺炎の治療方法と注意点~うがいや手術について解説~

2023/12/04

扁桃腺炎は、痛みや発熱などの症状が現れる、喉の病気の一つです。今回は、扁桃腺炎の治療方法と注意点について詳しく解説していきます。うがいの方法や手術の内容など、知っておくべきポイントを押さえて、扁桃腺炎に対する正しい対処法を学びましょう。

目次

    扁桃腺炎の症状と原因

    扁桃炎は大人にもおこりますが子どもに多く、正確には「口蓋扁桃炎」という病気です。実は扁桃腺はひとつではなく、口の周りを取り囲むように、耳管扁桃、咽頭扁桃(アデノイド)、舌根扁桃、そして口蓋扁桃と4つ存在します。扁桃腺炎は、口蓋扁桃腺が炎症を起こす疾患です。症状としては、喉の痛みや腫れ、熱や寒気などが挙げられます。また、食べ物を飲み込む際に痛みを感じることもあります。原因としては、ウイルスや細菌感染が考えられますが、抵抗力が弱まっている場合に発症しやすくなります。また、高熱が続く場合は、重症化している可能性もあるため、早期に医療機関を受診することが大切です。治療としては、患部の消毒や痛みを和らげる薬の処方、抗生剤治療が行われます。風邪などの症状が出た場合には、早めに医師の診断を受けることが、重症化予防のために必要です。

    うがいや薬の使用方法と注意点

    風邪症状への対処には、うがいや薬の使用が一般的です。うがいは、口内やのどの菌やウイルスを除去する効果があります。うがいをする際には、うがい薬を使用することでより効果的に喉の炎症症状を軽快させることができます。ただしヨードを含むうがい薬は甲状腺疾患をお持ちの患者様には要注意です。また、小さなお子さんには使用が制限される場合があるため、使用方法を確認することが重要です。うがい薬の使用前には必ず、製品説明書をよく読んで使用方法や注意点を確認するようにしましょう。

    手術による治療の期間とリスク

    扁桃腺炎を繰り返す患者様にとって手術は重要な治療法の一つです。扁桃腺の手術は耳鼻咽喉科のある総合病院で行います。目安としては年に4回以上扁桃炎にかかる場合です。入院期間は基本的に1週間前後です。一方、出血のリスクが高い場合など、術後の経過に応じて退院が延期になる可能性もあります。手術にはいくつかのリスクもあります。扁桃腺の手術は全身麻酔で行います。開口器で大きく口を開き、電気メスなどの器具を用いて両側の口蓋扁桃を摘出します。出血の際は、血管を焼く、糸で縛るなどして止血します。出血が無いことを確認して、手術を終了します。一般的には手術中の合併症、手術後の感染症、出血、麻酔による合併症などがあります。予定外の合併症が発生した場合には、緊急の対処が必要となります。手術前に十分な説明を受け、リスクについて十分に理解し、手術を受けることが大切です。

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